10月31日(日)
午前中、写真美術館で『SSF世界スポーツフォトコンテスト2004』。正直なところ、全体的に、そして特に入選作品は平凡だと思った。単純に写真好きの人が見ればまた違うのかもしれないが、僕のようなスポーツ好きにとっては構図が巧みであろうと技術的に高度であろうと、スポーツのスポーツであるがゆえの躍動や情熱を表現しきれていない写真は「ふーんきれいなのね」と普通に感心する対象でしかない。数少ない印象的な作品は、『Dive over Barcelona』(バルセロナ市街を背景にした高飛び込みの瞬間)、『Water Jump』(馬術競技の人馬一体)、あと禿頭の父親(?)に肩車されながら中指を立てて叫ぶ2〜3歳のフェイエノールトサポーターの勇姿も良かったな。
昼食は恵比寿の「AFURI」で塩らーめん+味玉と紅ごはん。すごくさっぱりとした喉ごしのよいスープに、僕好みの加水率の低い細麺。なかなかうまい。あと、一緒に頼んだ紅ごはん(ご飯にタレと唐辛子の粉をかけたもの)が食欲をそそる味付けで、さらに玄米混じりなのがまたいい。飛び抜けた良さはないけれど、全体的にレベルが高い感じであった。
午後、BS−iでJ1第11節。サンフレッチェ広島 1−1 FC東京。TBSの下手くそな中継(特に「エフシー!」と絶叫するくそアナウンサー)のせいで試合になかなか集中しきれず。まあ、テレビで観た限り、ベテランと怪我人は休ませて割と新鮮なスタメンも試すことができて、悪くないゲームだったのではなかろうか。あくまで現状では、だが。
広島守備陣にがっちり封じ込められた前半に比べれば、後半はそれなりに面白かった。両サイドに石川と規郎が並ぶと、やっぱり「どちらからでも行けるぜ!」という感じで、観ている方はかなり気分が高揚させられるのである。一時期はつまらない「サイドハーフ」になりさがりかけていた規郎だが、最近はDFとガンガン勝負してくれるので非常に喜ばしい。サイドに比べると、中の方(の組み合わせ)はより難しい感じ。今野と宮沢はやはり決定的に合わないのだろうか。梶山は試合勘が戻るのに時間がかかったのかもしれない。しかし、よく考えたら憂太・梶山・今野の中盤ってスゲエな(笑)。
今の東京はパスワークの中での「3人目の連動した動き」(パスの受け手からさらにパスを受けようと、先回りした動き出し)とそれを見切った選択をするパッサーが少なくて、結果として攻撃のスピードダウンや足下サッカー化を招いてしまっていると思うんだけど、そんなことはもう短期的にはどうしようもない。いよいよ3日後に迫ったナビスコの決勝では、とにかく相手に先取点をやらないこと。まともに撃ち合っては勝ち目は薄い。引きこもりと罵られようが何だろうが、今野と茂庭とジャーンのトライアングルで守りまくって、そして逆襲あるいはセットプレーに賭けたい。部活サッカーの青い炎が、赤い火を呑み込んでしまうことを願おう。
夕飯は、鮭のバター焼きにゆでたジャガイモ・ニンジン・ブロッコリーの付け合わせ、エリンギの明太子ソース炒め、煮こごり、湯葉豆腐、サッポロ黒ラベル。僕が料理をするとどうしてもつまみ系のものが混じってしまい、実際ビールをグビグビとやってしまうのであった。今、体重計に乗るのがすごく怖い。
夜中、訃報が届く。もしかしたら11/3の国立には行けないかもしれない。ショックだ。
昼間、雨の中でかける。新宿某所で指輪を購入。…もちろん、はめると姿が消えたり魔王サウロンの目が見えたりするようなものではなく、プラチナ製でダイヤモンドなんぞくっついてたりするわけである。慣れないことをすると緊張するね。へっ。
昼食は渋谷の「はやし」で味玉らーめん。相変わらずの丁寧な仕事ぶりに舌も腹も満足ですわ。まあ、なんつーか、小ぎれいなのに素朴で、実にいい店だと思う。この感じを守っていってほしい。
ところで、最近のラーメン屋って「らーめん」とひらがな表記するところが多いね。「ラーメン」だと、インスタントとか安い中華屋とか、あといかにも小池さんが食べてそうな(笑)イメージなのかな。
WOWOWの録画で、クリスチャン・マルカン監督『キャンディ』観る。うーん…。サイケな音楽とともに宇宙の果てからはるばる何かが飛んできて、そこから(なぜか)美少女エヴァ・オーリンが現れるオープニングは大いに期待させたし、最初の酔っぱらい詩人がオーリンに襲いかかるくだりまでは悪くないけど、でも楽しめたのはそこまで。あとは奇人・変人次々登場のドタバタ・コメディになるはずが、間延びしっぱなしの三流ギャグが延々続くだけ。あまりのテンポの悪さにちっとも笑えず、とにかくイライラさせられっぱなしである。オーリンのロリ入った可愛らしさも段々飽きてくるし。こういうのはせめて90分くらいで作ってほしいよね。
ロビン・ハーディ監督『ウィッカーマン』観る。行方不明の少女を捜索して孤島を訪れた一人の警官。一見普通の田舎町に見えるその島ではフリーセックスを唱える原始的な宗教が信仰されており、敬虔なクリスチャンの警官は憤りや困惑を感じながらも捜査を進めるが、しかし島の人間は誰もがその少女の事を知らないと証言する。様々な記録にはちゃんとその名が残っているのに…。謎と不条理に包まれながら物語は進行し、そして悪夢の結末へと至る。
僕は特定の宗教の信徒ではないため「異教徒の恐怖」みたいな感覚には乗っかれないのだが、それでもこの映画はとてつもなく魅力的に思える。それはもちろん、『スタフ王の野蛮な狩り』等と同様、僕たちの住んでいる世界と隣り合う「異界」を垣間見せてくれるからだ。その「異界」はそこに暮らす人々にとってはあくまで日常の世界であるし、外見的には僕たちとなんら変わることのない平和な生活が営まれているのだけれど、しかし一皮剥けば、そこを支配しているのは僕たちの世界とは全く異なる論理と精神である。そこのギャップ・ズレが、どうにも居心地の良いのか悪いのか微妙な、しかし癖になりそうな感覚をもたらしてくれるのだ。うすら気持ち悪くてうすら気持ち良い映画。
あと、以前『スタフ王の〜』を新文芸座のオールナイトで観て感激したように、やっぱりこうした異界映画は深夜、できれば明け方くらいに観るのがいい。だって僕のような生活を送るものにとって、明け方というのはそれだけで一つの異世界だから。
10月28日(木)
長岡市内で車ごと埋まっていた母子3人のうち、助かったのは男の子1人。東京から応援に駆けつけていたレスキュー隊の隊長さんの、1人目を助け出した時の明るく誇らしげな表情と、2人の死亡が判明した後での落胆した表情との落差が…辛いものだ。あの凄絶な事故を生き抜いた奇跡と、その傍らで母・姉を永遠に失ってしまった悲劇。あの男の子は、これからその両方を背負って生きていくことになるのだ。涙。
10月27日(水)
…起きたら頭が痛い(笑)。
朝、イラクでの日本人拉致のニュース。別に驚きもなく「来るべきものが来たか」「どうせこれでまた自己責任自己責任ってヒステリックに騒いで喜ぶ連中がいるんだろうな」などと思っていたのだが、どうも人質になった男性は特に人道支援や報道のために現地入りしたのではなく、「単なる旅行者」らしいというのを知って愕然とする。以前高遠さんら3人が誘拐されて自己責任キチガイどものバッシングを浴びた時には、そういう「世論」に対してひどく憤慨したのだが、さすがに今回のケースはなあ…。現時点で戦地に入国した意図は正確に把握しようがないのだけれど、どう考えても判断が甘すぎたように思える。今あそこに行くのは狂気の沙汰だろうよ。
とはいえどんなにしょーもない理由であれ、民間人がテロリストに捕らえられたからには政府は救出に尽力すべきだし、ましてや人質の家族や関係者に対する罵倒や陰湿な嫌がらせが許されないのは言うまでもない。
午前中に新潟中越地震の余震。ゆっくりと、なが〜くゆらゆら足下が揺れ続ける地震は、震度以上に恐怖感をもたらし、現実感を失わせた。一瞬、二日酔いで立ちくらみしたかと思ったよ。
10月26日(火)
夜、新宿三井ビルの「季膳房」で飲む。雨なので客少なめ。広い店内、人のいる隣席との間隔が相当離れているのをいいことに、大声・ギャハハ笑いで盛り上がる。ビールジョッキ5〜6杯に焼鳥、たこの天ぷら、鰹、焼きそば、etc。焼鳥の付け合わせがキャベツで、「これは鳥肉よりも絶対高い!」と男3人で奪い合いになった(笑)。
二次会は、西口の「天狗」でEnjoy!生グレープフルーツサワーを3杯ほど。ここでもおめでたいケッコン話を聞く。やっぱりそういう歳なのかねえ俺たち、みたいな。
10月25日(月)
夕食は、もらいもの(ありがとうございます)の松茸ご飯、鯛の潮汁、スパニッシュオムレツ、キムチ。多国籍料理である。松茸ご飯には松茸の切り身がしっかりと入っていて、香りも抜群。これをもって我が家の秋は済んだということで(笑)。
食後にWOWOWの録画でリーガ。バルセロナ 3−0 オサスナ。今年のバルサのアタッカー陣を見ていて浮かぶ言葉は「変態」である。いや、別に馬鹿にしてるわけではなくて、後方からの浮き球を逆サイドのゴールネットに突き刺すエトーのダイレクトボレーとか、後方からのパスをヒールで引っかけて浮かして頭越しにDFを抜く(しかもそのボールの落ち際をまたダイレクトでスルーパス!)ロナウジーニョのドリブルとか、もう変態的にうますぎ!「ギャラクティコ」とか何とか大げさなことを言わず、適度に肩の力を抜いてやっているのがまたいいやね。日本の誇る変態激ウマプレーヤーたる小野君とかも仲間に入れてくれたりすると、もっと楽しいんだけどなー。どうよライカールトさん。
10月24日(日)
昼の12時から、六本木の「la cascata」で某東京サポーターの結婚披露パーティー。入場曲『君の瞳に恋してる』に退場曲『You’ll Never Walk Alone』というのは僕も全く同じ事を考えていたのだが、完全に先を越されましたな。某在京Jリーグクラブ専務が『You’ll Never 〜』を熱唱していたのにはシビれた(笑)。花嫁・花婿は輝いていたし、料理も(特に茸のリゾットが)おいしかったし、本当にいい会だった。お二人のこれからに幸あれ。
14時に閉会。で、東京軍団数名で六本木に繰り出して、ハードロックカフェの脇のオープンカフェ(ややっこしいな)で飲む。赤ワインにピザにリングイネにペペロンチーノにチーズの盛り合わせ。一番盛り上がった話題は、先刻の花婿の男らしさ(たまには褒めないとね!)でも花嫁の美しいドレス姿でもなく、やっぱり某赤いチームの悪口だったりするんだが(笑)。電話をかけがてら銀行でお金を下ろそうとフラッと離席して、しばらく近場をウロウロしてから席に戻ったら、相当怪しい動きだったらしく、皆さんの怪訝そうな視線を浴びてしまった。いや、酔っぱらった時はいつもこんなもんです。どうも失礼。こちらも、非常に楽しい会でした。
17時頃に「HUB」へ移動してさらに飲む。店に入った時点で既に相当酔っぱらっていたので、Mendoza氏ともども(だよね?)すぐに眠ってしまいましたとさ。これまた失礼。起こされて店を出て、しかしまだ19時台だという事実に愕然とする。うーむ。
帰ってから、WOWOWで録画しておいたレアル・マドリー×バレンシアを観…ようと思ったのだが、やはり爆睡してしまう。オーウェンのビューティフルゴール以外は何も覚えていない。何もなかったのだろう、きっと。
昼飯は中野の「バクエン」でラーメン+味付玉子。醤油系だが、何とも得体の知れぬ奥行きのあるスープ。つれと2人、物も言わずひたすらスープと麺をすすりこんで一息。うまい…。これは本当にうまい!丼に入れる前に別鍋でしっかり暖めるスープは、最後の1口まで同じ味をキープ。完食した後に思わずもう1杯食べようかと思うくらいにうまかった。近所の「青葉」も美味いけど、あちらで何十分も並ぶのならばすぐ入れるこちらの方が断然いい。…と思ったら、リニューアルのために明後日から休業に入るとか。間に合って良かったと言うべきか?
タコシェに寄って「nu」を買い、向かいの本屋で「映画秘宝」を購入。
夕方、横浜国際競技場でJ1第10節。横浜Fマリノス 2−1 FC東京。横浜の「右サイド潰し」に封じ込められた前半。左サイド経由の逆襲でそれなりに見せ場を作りつつも、しかし相手を崩す場面はほとんど無かった後半。最後のPKは反対側2階席からではよくわからなかったが、あれがなかったとしても、タイムアップの後に残ったのはやはりため息だったのではあるまいか。リーグ戦も、残りあと5試合。
磐田戦のスコアレスを見てさすがにマズイと思ったのか、この日は早めの交代で規郎・宮沢を投入。実は僕は、この2人が入った後のメンバーがスタメンになればいいなあと常々思っているのである。実際、規郎は(トイメンが由紀彦だったし(笑))久しぶりに「2段抜き」を連発してスタンドを沸かせてくれたし、ドゥトラがいなくなったこともあって右サイドの二枚刃もそれなりに動けるようになった。でも、規郎、ちょっとクロスの精度が…(「クロス練習の鬼」由紀彦を見習うべし)。さらに残り10分には、金沢OUT吉朗INという原さんにしては相当思いきった選手交代。残念ながらこれは機能しなかった(逆効果だった?)のだが、でもどうせリーグ戦は目標がなくなっちゃってる状態なんだから、こういう試みは積極的にやってほしいものである。
しかし、さすがに横浜はシブとい。ドゥトラとMFの連携による徹底した石川(と加地)潰し。スピード系のFWによって東京DFラインを「待ち」の状態にさせておいて、奥がタイミング良くバイタルエリアに入ってミドルシュートをズドン。前半だけならマリノス完勝の展開だったのだが、しかしドゥトラ負傷の不運、さらにセットプレーのミスから同点にされてしまうあたりが、ここのところどうにも勝ちきれなかった原因なのだろうな。ま、最後は前がかりになって結局帳尻を合わしてしまったのだが。「勝つ」ということに関しては相変わらず一枚上手、か。
試合後、選手たちがサポーターに挨拶している間に1人ペットボトル片手に引き上げる原監督の寂しげな姿が印象的だった。ちょっと、いやかなりお疲れのご様子である。リーグ戦の目標はほとんどなくなってしまったけれども、まだまだナビスコ杯も天皇杯もあるのに。ただ、今年は理想からかけ離れた戦いぶりでずっと来ちゃってるからなあ…。ちょっと心配である。
西村主審はやる気と走力のある副審(バックスタンド側の人、良かったっす)にも助けられて途中までは無難にやっていたと思うのだが、後半途中からいささか余裕がなくなった印象。石川が指示を聞くためにライン際に寄ったのを副審への抗議かと疑ったりとか(副審がちゃんと説明してくれて事なきを得る)。ちなみにつれのコメントは、「(柏原氏と同様に)ホイッスルの音がでかい」。なるほど。
あと、ドゥトラが倒れている時にブーイングを浴びせた人。あれはアカンよ。
試合後、スタジアムから出たところで足下がグラグラしているような感覚。「揺れてる?」とつれに尋ねると、「いーや。大丈夫か?」との答え。ついに病気が頭まで回ったかとも思ったのだが、しかし僕の感覚は間違っていなかった。水害に地震。新潟にとっては「こんな事もあるさ」では済まない、災厄の1年になってしまったようだ。
横浜駅西口へ移動して、「一鶴」で夕食。2人でひなどり×2、おやどり、とりめし、むすび、かわ酢、牛すじ煮、ねぎさば、かまあげちりめん、生ビール(大)×2、グラスワイン(赤)、ウーロン茶×2。はっきり言って食いすぎであるが、しかし香川と同じ味を堪能できるのは素晴らしい。この店が新宿あたりにあったら、絶対毎月通っちゃうんだけどな。
店内には、予約を入れていたらしい青赤6人くらいのグループも。あの人たちも、去年の丸亀遠征ではまったくちなのだろうか。
10月22日(金)
夜、新宿小滝橋通り近くの「はな火屋」で葱ラーメン。うん、おいしい。チャーシューはジューシィさは無いけれど旨味が強いし、平打ちの麺は柔らかすぎず固すぎず、スープも醤油の味がしっかりしてるのに辛すぎず、ほのかな甘みと香ばしさが漂う。完食。ただ難を言えば、葱がたっぷり載っていたせいもあるのだろうけど、全体的にちょっとぬるめだったかな。とんこつとかならともかく、醤油味はやっぱりアツアツであってほしいような。
夜、青山の某事務所で打ち合わせ。どんどん人を乗せてノらせていく、相手の手際に感心する。プロや。
帰りに表参道の「クア・アイナ」でベーコンバーガーとつけ合わせのポテトフライ、サラダ、シュリンプフライ、アイスコーヒー。うまい。ボリュームもある。あとは、ハンバーガーがでかすぎてどうしてもパンくずとかがボロボロこぼれてしまうので、机がもうちょっと大きいと完璧なのだが。
DVDで、りんたろう監督『メトロポリス』観る。クライマックスに流れる曲がレイ・チャールズの『I CAN'T STOP LOVING YOU』であることからもわかるように、この映画のテーマは「愛」である。考えてみれば当然のことだが、愛とは実体があるものでもなく、また何かによって保証されるものでもない。よって、「愛すること」とは本質的に「報われないこと」なのだが、本作もまた「報われない愛」のオン・パレードである。科学者ロートンの自作ロボット(ティマ)への愛、若き抑圧者ロックの義父レッド公への愛、ゲリラのリーダー・アトラスの革命への愛、権力者レッド公の(愛娘の代替品かつ「最終兵器」としての)ティマへの愛、そしてケンイチのティマへの、ティマのケンイチへの愛。本当に、本当に報われない愛ばかりだ。レッド公もろともの死を選んだロックが権力の中枢たる巨大ビルを崩壊させ、その混乱の中でケンイチの伸ばした手を一度はつかみながらも力尽きて落下していくティマ。恥ずかしながら、目に涙が浮かぶのを感じた。心に残る良作だと思う。
あと、画面の美しさは言うまでもないけれど、緻密な背景の上を手塚キャラが動き回る、というのも何だかオモシロイ感じであった。メトロポリスというよりネオ東京になってるけど(外国の話のはずなのに(笑))。あ、脚本は大友克洋か。何となく話の展開も、「カタストロフの後に残る笑顔」というラストも、『AKIRA』に似ているのはそのせいだな。