7月20日(火)

 仕事場の引っ越しの続き。段ボール運んで開いて中身を出して、段ボール運んで開いて中身を出して…。この世の中には、組織とか人事とかが大好きで、人や場所をあれこれ動かしただけで何か仕事をしたような気になっている連中が大勢いる(特にいわゆる「お偉いさん」ね)のだなあと実感する今日この頃である。そういうもんじゃないと思うんだけどね。

 

 夕飯は鯛ときのこのソテー、肉じゃが、冷奴。鯛がふんわり焼けて非常にうまかったが、しかし(今日に限らずだが)メニューの組み合わせ的に塩とか砂糖とかを摂りすぎのような気がしないでもない。

 で、むしゃむしゃと食べながらNHK−BSでアジアカップ。日本 1−0 オマー。いや〜、危ないというか何というか。完敗してもおかしくないくらいの出来であったような。とにかく日本の選手は皆だるそうで、中盤で全くプレッシャーをかけられないわセカンドボールは拾いまくられるわ…。オマーンのアタッカーに前の見える選手が1人でもいたら、逆転負けくらっていた可能性が大きいのではないか。やっぱりもっとコンディションには気を遣わなくちゃいかんのだと思うよ。10年くらい前の夏に重慶を訪れたことがあるけど、ハンパな暑さじゃなかったもの(確か40度超)。さすがに今度は、ジーコも「サウナに入れば大丈夫」とは言ってなかったらしいが(笑)。

 全体的にボロボロだった日本だが、数少ない光るプレーを挙げるとすれば、得点シーンとGKか。俊輔は、もっとああいう得点に絡むプレーを増やさないといかんよね。鈴木も玉田も1人で抜ききってゴールするのはちょっと苦しいから、彼らが潰れたり流れてスペースを作ったりした時に後ろから飛び出してくる選手が重要になる。もちろん福西や遠藤でもいいんだけど、やはりまず彼らより前にいる人間がその役目を果たした方が、きっとチャンスの数は増えるだろう。常々そう思っているので、俊輔が左足で見事にコースを撃ち抜いた瞬間には大喜びしたのだが、でも直後のチャンスであいつパス出して歩いてやんの(笑)。あと、能活については、やっぱりピンチに光る男なんだなあ、という。目がキラキラしてたもんね。「危機に際して心が躍る」ってか。久々に堪能させてもらった。

 ま、それにしても、この大会の先も思いやられる内容だったし(これが底だと信じたい)、ましてW杯予選のオマーン戦(アウェイ)を考えると……いや、もしものことがあったらチェコ戦やイングランド戦の健闘なんて吹っ飛んじまうんだぞ。とにかくアジアをなめるのはやめよう。

 

 スカパー!110の日本映画専門チャンネルで、本多猪四郎監督『妖星ゴラス』。「宇宙船の中で何で重力あるの」「宇宙旅行で、航海図に定規で航路引いてるよ!」「地球の6千倍の質量の星が近くを通ったら、それだけで地球潰れるって」「南極でロケット噴射したくらいで地球の軌道が変わるかっつーの」などと、今から見たらツッコミどころ満載の映画であった。なので、登場人物たちがくそ真面目な表情で繰り広げるドタバタ劇を半笑いで見ていたのだが、しかし最後の最後まで彼らのくそ真面目さが継続し、それに熱血ぶり(笑)が加わるのを見るにつけ、いつの間にか物語に見入ってしまい、しまいにゃ僕の方もくそ真面目に見てしまったよ!特に池部良の「We did it!」はかっちょよかったなー。馬鹿馬鹿しい設定を笑って許せるかどうかで、評価の分かれる(つーか人によっては見てられない)映画だろう。惜しむらくは、ゴラス接近に際して終末観が足りなかったことだな。破滅間近な普通の人々の、寂しげなエピソードくらいは織り交ぜないと。


7月19日(月)

 午前中、コパ・アメリカ準々決勝。ブラジル 4−0 メキシコ。うーん、残念だ。立ち上がりからブラジルの方が多くチャンスを作っていたけれど、でもメキシコのDFにはけっこう粘りがあって、一方ブラジルDFは寄せが甘くスカスカの印象だった。それを見て「これは撃ち合いで面白くなるぞ」と思ったところであのPK。あれがなくてもブラジルの優位は変わらなかったとは思うけれども……もうちょっと空気読めよな審判、みたいな。メキシコはこの大会でこれまで見ていた中で最も「愉快」なチームだっただけに、ホント残念でならない。こういうチームが優勝してもいいのに、と思うよ、マジで。

 

 夜、新宿NSビルの「魚や」で東すかミーティング、というかただの飲み会。いやあ、みんな1stステージ最終戦の敗戦はよっぽど悔しかったんだなあ。「あのチーム」の悪口になると、みんな口数は多くなるし酒も大いに進む、という(笑)。ビール4杯に生グレープフルーツサワー3杯。うまかった。

 帰り、やはりというか何というか、居眠りして乗り過ごてしまった。タイミングよく(悪く?)中野富士見町行きが来たのが運の尽き、ちょいとだけ遠回りするはめに。

 

 えーっと、仲間の書いたことについて取り上げるのは何だか気が引けるような気もするのだけれど(我ながらあいまいな物言いだね)、このblogの7/20の記事、すごくいいと思う。森達也がそんな本を書いていたことをうっかり知らなかったこともあって、ピシッと襟を正される思いがした。ちょっと僕なりに脚色してみよう。世界は、僕やあなたの気に入る色やそうでない色も含め、七色に、いやそれ以上の豊かな色に溢れているし、だからこそ美しいのだし、僕たちは今後もその豊かさ・美しさを享受したいし、できなくなるとすればそれはある意味「世界の終わり」なのだと思う。モノトーンの世界なんてクソくらえだ!あなた(そう、いわゆる「世間」を形づくっているあなただ)はそう思わない?僕はそう思うよ、本当に。

 ちょっと酔っぱらいすぎたな。寝よう。


7月18日(日)

 午前中、コパ・アメリカ。コロンビア 2−0 コスタリカ。あまり派手さのない試合。コロンビアのよく組織化されたカウンター攻撃は印象に残ったが、あとは比較的地味、に思えてしまうのはやっぱり無意識のうちにブラジルだのアルゼンチンだのを上位に置いてしまう日本人的思考回路ゆえだろうか。

 

 午後、「サッポロビール 千葉ビール園」でジンギスカン。津田沼駅からバスで30分ほど。海沿いのロケーションは眺望もなかなかに良く、とても気分よく飲み食いすることができた。飲み放題食い放題で、もう一気に腹一杯に。13人(うち幼児1名)でビールを20リットルは消費しただろうか。ラムがとても柔らかかったのが印象的。まいうー。

 帰り、津田沼行きのバスを待っていたら、20人くらいのツアー客がビール工場の入口で写真を撮っていた。彼らの広げた横断幕には「レイソル」云々とか書いてあって、中には3人ほど選手らしき姿も。「誰がいるんだ」と興味をそそられ、近づいて見てみると…あ〜らお久しぶりの下平さんじゃないか。どういう企画かよくわからんが、確かこの人昨日もベンチ入りしてたんだよな。とにかくファンサービスごくろうさんである。「下平さん、がんばってね〜!!」と叫んで手を振ったら、ちゃんと気づいて手を振り返してくれたよ。いい人だ。

 

 夜は新小岩の「鳥益 総本店」で二次会。昼間っから飲んだ時にはいつも、日が出ているうちはそれはもう上機嫌なのだが、しかし夜はかなりアンニュイな気分と体調になってしまうものだ。しめさばや焼き鳥は非常においしかったけど、びんビールの味はただただ苦いだけ。うーむ。気持ち悪いっす。


7月17日(土)

 通販で買ったホームエレクターが到着したので、くそ暑い中汗をだらだら流しながら組み立て。収納用品が揃ってきて、引っ越しから置きっぱなしの段ボールもようやく減らせそうな気配である。

 夕食はタイ風グリーンカレーを作る。ペーストを炒める時のはね具合にビビってしまい、ちょっとココナッツミルクを入れすぎた。「鶏肉とエビのココナッツ煮込みカレー風味」といった感じに仕上がってしまった。まあ、これはこれで美味いのだが。ナンプラーの大量投入も、かえって甘ったるさを後押ししたかもしれんな。あと、より問題なのは、ペーストがはねまくったせいで家中がカレー(ターメリック?)くさくなってしまったことだ。どうしよう。

 

 夜、スカパーのフジテレビ739でナビスコ杯。東京V 3−0 横浜FM。ヴェルディのカウンターを中心とする攻撃が、はまってはまって、もう笑っちゃうくらいにはまった試合。こういう事書くといろんな人に怒られそうだが、今日のヴェルディのサッカーはまるでFC東京のよう。「ボールポゼッション?何それ?」てな感じでプレスをかけ続けて、逆襲から鮮やかに得点を連取した。指向するサッカーがやや変わったのか、やむにやまれずそういうサッカーになったのか、それとも引き出しが多いということなのか。しかし、いかにレギュラーのCB2人を欠くとはいえ、この対戦で3点差は驚くべきスコアだ。マリノスは激厳しい日程を克服してリーグ戦を逆転優勝した後だけに、ちょっとモチベーションに問題を抱えているのかもしれない。

 

 夜中、JSPORTSでトライネーションズ。AUS 7−16 NZ。好調時のレアル・マドリーやACミランを「攻撃サッカー」と表現するとすれば、今日のNZが見せてくれたのはまさに「攻撃ラグビー」。攻めて攻めて攻めて、相手が窒息するまで攻めまくる。オーストラリアはほとんど反撃することすらかなわなかった(相手のキャッチミスからかろうじて1トライは返したが)。最初雨が降っている画像を見た時には、「ミスの多いNZが不利では」と思ったのだが、関係なかった、というよりあまりに激しい雨になったので、NZの個々のフィジカルの優位性が前面に出た形になったか。オーストラリアにしてみれば、ラーカムの不調も痛かったな。ミスの多さはともかく、彼らしい敵の弱点を突くひらめきがあまり見られなかったのが気がかり。

 

 ABC破産って…。好きな本屋だったんだがなー。でも、最近はあんまりあそこでは本を買ってなかったんだよなー…。うーん、憂鬱な。


7月16日(金)

 家の引っ越しに続き、この三連休を挟んで仕事場も引っ越すことになった。大学を出て働き始めてからまだ6年目だが、今が3つ目の仕事場で、仕事場自体の引っ越しも4回目。詰めて詰めて詰めて、台車に乗せて乗せて乗せて、運んで運んで運んで…。慣れるには慣れたが、疲れる事には変わらない。

 打ち上げ、というわけではないが(まだ半分くらいしか終わってないし)、夜は歌舞伎町の某中華料理屋で飲み会。「中華料理屋」のはずなのに店員さんはコリアン系で、メニューにハングルも使ってあっておいしいキムチも置いてあって、というちょっと変わった店だった。海鮮ラーメンのタコ(イイダコかな?)がコリコリしていて、なかなかの美味。一緒に行った仕事仲間は、激辛の北京風チャンポン(←ネーミング意味不明)を底まで全て平らげ、スープと同じくらいの汗をかいていた。

 

 アテネ五輪男子サッカーメンバー発表。概ね妥当な選択だと思う。思うのだが、このメンバーを選ぶのならば、チュニジア戦の意味はいったいなんだったのだろうとも思ってしまう。あの試合でノーミスだった川島なんて、いったい何をどうやったら選ばれる可能性があったんだろうね。


7月15日(木)

 夜、新宿西口の「北の家族」で飲む。大ジョッキ2杯に生グレープフルーツサワーを5杯ほど。体に果汁が充満したような気がするが、これって体にいいのだろうか。帰り、麺通団でひやかけの小。

 

 帰ってから、JSPORTSでコパ・アメリカ。ブラジル 1−2 パラグアイ。ほれ見ろー、だから言わんこっちゃない。やっぱり手抜きはよくないだろうが(笑)。まったり引き分けムードかと思いきや、「えっ」と驚くパラグアイの勝ち越しゴール。ブラジルの若い衆は、いかにも才能集団らしい脇の甘さがあるよなあ。ま、今回はこれで敗退するわけではないので、別にいいっちゃいいのかもしれんが…。

 あと、よく考えたら、この若手中心のパラグアイ代表が、ほぼそのままアテネ五輪の代表になるんだよね。日本はきついね。ホント、きつそう。


7月14日(水)

 夕飯は、キングサーモンのバターソテーにゆでジャガイモ・ニンジンのつけ合わせ、タコとブロッコリーとトマトのオリーブオイル炒めバジル風味、そして冷奴。サーモンを焼くのに手間取っている間にタコの方が冷めてしまうのが、いかにも素人の要領の悪さよ。次はタコをマリネにしてみるか?

 

 その夕食を食べながら、U23代表親善試合。日本 0−1 チュニジア。タイムアップの瞬間、「この試合に一体何の意味があったのだろう」と思ってしまった。選手全員がアピールしようと、過剰に意気込む状況での悪戦苦闘。曽ヶ端は面目を失った。石川は悔いの残る出来だった。平山はひ弱さを、鈴木啓と阿部は力量と経験の不足を露呈した。田中達もコンディション不良気味で、大久保に至っては出場すらかなわなかった。スコア的にも完敗だったが、それ以上にいや〜な後味の残る内容であった。TBSのアナがやたら絶叫するように、アテネ代表枠の「15」(OA除く)へのサバイバル・レースは確かに見物ではある。しかし、そこばかりが加熱して、「出られるかどうか」だけが目的化しては困るのである。そういう手法であることは承知しつつも、この期に及んであれだけの数の選手たちに「ほら、競ってみろよ」と頑張らせてしまうやり方はどうも好きになれない。

 今日はBS−iでハイビジョン画質を堪能。実況も解説も許容の範囲内ではあったけれども、ゲストの女子代表たちを前に「なでしこジャパン」連発はちょっとやめてほしかったなー。愛称ってのは、定着させようとする側が意気込めば意気込むほど逆効果なんだよ。「E電」とか「実年」とかさ(笑)。

 

 夜中、JSPORTSでコパ・アメリカ。アルゼンチン 4−2 ウルグアイ。完璧な弾道のシュートで奪った美しい2得点と、愚かな反則ラッシュからの醜い退場。良くも悪くも敗れたウルグアイの方が主役の、言ってみれば「自作自演試合」。先制ゴールのスーパーぶりに絶句し、同点にされた1分後(テレビではまだ同点シーンのリプレイ途中)にもう勝ち越されているだらしなさにも絶句。アルゼンチンが生真面目なサッカーをするチームだけにコントラストは明確だった。あのウルグアイの監督も、見かけによらずけっこういい加減なオッサンと見た(笑)。


7月13日(火)

 夜、日テレでキリン杯を観戦。日本 1−0 セルビア・モンテネグロ。日本の得点は非常に鮮やかで、あのプレーだけでもこの試合を観る価値があったように思う。ただ、福西からの楔のパス(それともスルーパスの意図があったか?)の方向をわずかに変えてDFライン裏に流したのが鈴木隆行だったのはかなり意外で、あれは本当に意図的なプレーだったのだろうか?鈴木の顔の動きを見る限り後ろからオーバーラップする遠藤の動きは完全に把握していたようなので、全く偶然とも言えないだろうが、まさかあのタッチはねえ…。ま、東京の試合で時たま見られる戸田の「奇跡トラップ」みたいなもんなんだろうな(笑)。もっとも、アタッカーなんてのは「それで良し」な存在なんだけれど。

 今日の日本はサイドもしっかり押し上げて、その割に三都主もしっかり裏を守備しきっていたし、玉田の惜しいシュートなんかもあったし、前回よりは出来が良かったのではないかと思う。マコ・宮本・中澤のDFラインも各自の持ち味を出して、なかなか良い感じであった。ちょっと残念だったのは、相も変わらずの俊輔のプレイぶり。ボール持っても味方を使おうとするばかりで、一旦味方に預けて自分が使われる(例えば壁パスでゴール前に飛び出す)とか、ドリブルで突進するとか、そういった変化が全然ない。だから俊輔がボール持つと相手のDFは「100%パス対応」って感じで受け手のマークに専念しちゃうから、いくら正確なパスを出してもなかなか決定機につながらない。ちょっとはスタイルを考え直さないと。

 セルビア・モンテネグロの皆さんは、暑い中ご苦労さんでした。この気候で中1日はいくらなんでもキツすぎたかもね。でも、ちょっと実力も低下傾向なのかな。足技が思ってたほどうまくないような。

 あ、あと、個人的には能活がすごく頼もしいプレーぶりを見せてくれたのがとても嬉しい。まだまだ総合力では楢崎に差をつけられている(特に味方の信頼とかね)のは確かだけれど、でも彼は彼なりに自分に足りないもの、探して探してずっともがいているものを見つけつつあるような気がする。…というのは、ちょっと贔屓目にすぎるだろうか?


7月12日(月)

 夕方、JSPORTSでコパ・アメリカ。ブラジル 4−1 コスタリカ。前半30分までコスタリカが無失点で頑張っていて、「まさか引き分けじゃないだろうな」と苦笑しながら夕飯作りにとりかかったのだが、ジャガイモとニンジンをゆでてエリンギをソテーして豚肉をオリーブオイルで焼いて刺身とやっこを出してビールの缶をプシュッと空けた時にはもう3−0になっていた(笑)。多少手こずったものの個人の技量差は如何ともしがたく、いわゆる2軍メンバーながらブラジルの楽勝。ま、しかし、点差がついたところで露骨に手を抜き始めたのもいかにもブラジルらしくはあったな。1失点の場面なんて、「まあいいや1点くらいよお」というDFの意識がありあり。それでいいのか、とちょっと思ったが、まあいいんだろうな(笑)。

 

 その後、BS−Aでアテネ五輪女子サッカー予選日本×北朝鮮の再放送をやっていたので思わず観入る。何度観ても涙が出てくるな、この試合は。特に日本に最初のバテが出始めた前半20分過ぎからハーフタイムまで、本当に「みんなで」よく耐えたものだと思う。いわゆるタスク・サッカーというとすぐに「個を潰す」などと言い出す人がいるけれど、決してそんなことになるとは限らない、むしろ組織が個性を生かす事もあるのだ、という良い見本がこの試合の日本代表だ。荒川の鋭いまたぎフェイントと、カバー意識をフル稼働させ「あと一歩」しのぎ続けるDF陣。前を向いてひたすら勝負する大谷・澤と、巧みにバランスを取り合って彼女らにボールを供給し続けるMF陣。どれ一つ欠けてもこの勝利はなかった。与えられた役割と各自の持ち味が完璧に融合したベストゲーム。とにかく、素晴らしかった。


7月11日(日)

 午前中、テレ朝の討論番組で松原なんとかという経済学者が近鉄の合併問題について「(サラリーキャップ制や完全ウェーバー制などの)改革をやったとして、今のパ・リーグの莫大な赤字を埋められますか?」とか言って1リーグ制を擁護してたが、やっぱりコイツも「1+1=2」論者なのだろうか。1リーグ制がファン離れを招いて全体の観客が減るとしたら、それこそ「セの黒字(これだって巨・阪以外は怪しいもんだ)でパの赤字を埋める」なんてのは机上の空論、取らぬ狸の皮算用というヤツだと思うがね。

 

 午後は中野の「島忠」で買い物。清掃用洗剤のお徳用3リットル(?)ボトルとかあったが、あれを使う人はよほど広い家に住んでいるのだろうか。

 

 夜、夕飯のカレーをかっ込みながら、流し見でオールスター第2戦。まさかホームスチールとは!さすが新庄!!2割6分しか打てなかろうが何だろうか、やっぱり彼のような人が「スター」と呼ぶに相応しいのだと思う。で、本当にMVPまで獲得してしまったよ。いいぞ!輝いてるぞ!元気ハツラツ(笑)!!

 

 本日から新居の方でスカパー!110が1ヶ月間無料お試し期間で見られるようになった。うーん、スカパー!に比べるとチャンネル数が少ないこと自体は仕方がないとして、「パーフェクトチョイス」が全くないと観られるサッカーの試合が極端に少なくなるんだよな…。もしかして、欧州チャンピオンズリーグは全滅か?

 ともあれ、さっそくJSPORTSでコパ・アメリカ。メキシコ 1−0 アルゼンチン。気合が入って集中できている時のメキシコは、本当に面白いサッカーをする(気分が乗ってない時のだらしなさもピカイチだが(笑))。密集陣形(解説の金田さん曰く「2−5−3」)で前に前に押し出してくるアルゼンチンのサイド裏に速い球を送り、そこから戻ってくる相手を巧みにかわしながらつなぎまくり。あのアルゼンチンが翻弄されてる感じだったもんね。ビエルサの「ちくしょう、何とかならんものか!」といった感じの必死こいた表情と怒鳴り声が笑えた。いや、決して笑い事ではないんだけどね。

 

 参議院選挙は、民主党がわずかに自民党を上回る模様。自民党も50近く取ったわけだから「惨敗」とまでは言えず、最近の「民主党が躍進するが、自民党も負けない。全体として二大政党制へ」という流れに沿った結果と言えるだろう。ただ、年金未納問題で菅さんが辞任・小沢さんが代表辞退した時には民主惨敗も予想されていたのだから、これはアンチ自民派(僕のことだが)にとって悪くない結果ではある。あの不誠実極まる男の口先だけでは、もはや自民党も安泰ではないということだ。


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