1月10日(金)
連日の飲み会で二日酔い警報が発令されるべき状況だったのだが、朝起きてみると意外と頭はクリアーな状態だった。まだまだ捨てたものではないな(笑)。
Jリーグはストーブリーグ真っ最中。ここに来て、だいたい各チームの補強の狙いと方向性が見えてきた感じ。特に派手な補強が目立つのは浦和レッズで、井原と福田をカットした代わりとして中央縦のラインに強力な、チームの軸になれるような選手を獲得する方向のようである。都築・山瀬・エジムンドを獲得し、さらに清水の戸田にオファーを出しているとか。昨季2ndステージの好成績に気を良くして一気にステップアップを狙うつもりなのだろうが……生え抜きの選手とフィットさせるのは監督の腕次第で、これはけっこう見物かもしれない。横浜はもっとガンガン取るかと思いきや、今のところ由紀彦くらいしか決まっていない。柏はひたすらリストラしている様子で、建て直しに懸命といったところか。仙台・京都あたりは相変わらず身の丈にあったシブい補強で堅実な強化を図る様子。磐田・鹿島は上乗せというよりも抜けていく部分を埋めて現状の力を維持しようとしているのだろう。全般的に見渡してみると、やっぱり段々各チーム賢くなっているというか、以前のような無茶な補強は陰を潜め、各々の事情に合った継ぎ足し・穴埋めを狙っているところがほとんどである。できればどこか昨年のヴィッセルのような暴挙(笑)に出てくれた方が面白いのだが……こうしてリーグの戦いは年々シビアになっていくのだろう。
で、そんな中ほとんど無風状態というか、由紀彦・下平らの放出ばかりで獲得話が聞こえてこないのが我らがFC東京。金沢の移籍(下平同様左SB・ボランチを担当することになるのかな?)が有力と伝えられるくらいである。もしかすると、石川・茂庭・馬場・鈴木といった昨年台頭してきた若手選手の成長をもうしばらくは促して戦力の「自然な」充実を待とうという構えなのかもしれない。それはそれで東京らしいやり方ではあるが、だとすると結局今年もまた強豪への壁を乗り越えられないような気もしてしまう。僕個人としては、東京に足りないのは叱咤激励役と中盤でのボールの獲得役(文丈のコンディションが良ければ不要かもしれないけど)、そしてストライカーだと思っているので、そこら辺に経験のある選手を入れたらどうだろうと思うのだが。戸田とか、小倉とか。
1月9日(木)
夜、新宿南口の「みこれ」で飲み会。あじとほっき貝の刺身、あん肝、煮魚(名前は忘れた)とひたすら魚を食す。体調・シチュエーション(飲み物ビール、とか)に関わらずあまり揚げ物を食べたいと思わなくなってきたのは、体質が変わってきたのか、それとも単に歳をとったということなのか。
2次会は西口の某居酒屋で12時過ぎまで。1時前にはどうにか家にたどりついて、風呂にも入らず気絶。
1月8日(水)
夜、西新宿の「藏の桜」で飲む。隣の席にサラリーマン風の中年の団体がいたのだが、なんで酔っぱらったオジサンというのはああも店員に対して無礼な振る舞いをして平気な顔ができるのだろう。金を払っているからといって偉そうにする(たかがサービスと貨幣の交換をしているに過ぎないのにな)ヤツが一番嫌いだ。
いや、昨日の日記とか見ても、どうも我ながら精神状態がイマイチだな。愚痴愚痴モード(笑)。
録画でリーガ・エスパニョーラを観る。レアル・マドリー 4−1 バレンシア。ずぶ濡れのピッチ・コンディションも何のその、マドリーがいつもと変わらぬ創造的なパス攻撃を駆使して強敵バレンシアを撃破。試合前にデル・ボスケ監督の母親が亡くなったということでマドリーの選手たちは喪章を付けて戦ったのだが、そういう時にチーム一丸となれるのがデル・ボスケのような人格者の強みである。先制点を入れたロナウドがよそには目もくれずベンチに直行してデル・ボスケに抱きついたシーンはなかなか良かった。選手であれ監督であれ、人間によって構成されるチームの一員である以上、勝利のための単なる「部品」であってはならないのだ。「世界最強」のチームだからこそ、こういう人間味を大切にしてほしい。「世界最高」のチームでもあるために。
1月7日(火)
夜、TVで塩川財務大臣の会見等の「消費税引き上げ問題」ニュースを見ていたら、また腹が立ってきた。「年金の財源として」って、そりゃ高齢化が進むことで財政がますます厳しくなるんだから別に間違ったことを言ってるわけじゃないんだけどさ、なぜ堂々とストレートに「今の税制の構造自体異常であって、このままでは間違いなく財政破綻する。よって増税が必要だ」と言わないのか。これでは、消費税の引き上げ(これ自体は10年前からずっと必要なのはわかっていたことだ)を「国民福祉税」と言い換えることで実現しようとしてコケた細川内閣と変わりがないではないか。
はっきり言って、「景気が回復するまでは増税はすべきでない」というのは耳障りは良いが現実を無視した物言いだ。未だに政治家がちゃんと説明しないこともあってわかってない人が多いようだけど、今日本国民は受けている便益に比べて全然お金を払っていない状態なのね。日本の税金は異常に安すぎるのだ。だって、バブルの絶頂期、税金が入って入ってしょうがない時代においてさえ、政府の収支はトントンかちょい黒字といったところだったでしょ。その後さんざん減税してるから、当たり前のことだけど、今すぐバブル期と同じくらいの経済成長率に戻っても政府は大赤字のままなのである。なにしろ、今現在政府支出の半分しか税収がないんだから。景気が回復しても政府の財政は絶対に黒字にならない(自然増収だけでは)。何がなんでも増税が必要なのは、冷静に考えてみればすぐにわかること。「それより行政改革が先だ」?そりゃあ必要でしょうよ、行財政改革(特に特殊法人へのお金の流れね)。でも、それだけじゃ駄目だ。だって、今の政府支出の半分が無駄、なんてわけはないのだから。「とにかく今は景気が悪いから駄目だ」って、じゃいつやるのさ、ホントに先々(ある程度景気が良くなった時に)やれるのかよ、って言いたくなってくる。大丈夫、増税それ自体は消費に大して影響を与えない(減税が効かないのと同じメカニズムで)。怖いのは駆け込み需要の反動だけなんだ、多分。だから経済団体も強硬には反対しないんだと思うよ。ゴマかしつつ進めようとするのが一番悪い(消費マインドとかに与える影響として)。
あと、最悪だったのは小泉純一郎のコメントで、「議論は大いにすべきだ。でも私はやらない。徹底した行財政改革が先だ」だとよ。上に書いたように、そんなことじゃ問題は全然解決するはずもないのにね。空疎だけど格好いいようなセリフを吐いて……結果として彼こそが問題先送りの元凶なんじゃないかという気もしてきたな。でも、衆議院が今年解散したとしてもまた自民党が与党になるんだよな…。まさに行き詰まり感覚。
今日から仕事開始。9日連続で休んだのなどすげえ久しぶりだったので、どうにも頭も体もボーっとして動かない。夕方にとっとと店じまいして飲みに出た。
山本昌邦著『山本昌邦備忘録 トルシエジャパンの一三六九日』(講談社)読了。山本さんらしくトルシエの良いところも悪いところもできるだけ公平に述べようという姿勢で書かれているのだけれど、未だ生々しい記憶としてあるW杯中の「トルシエ乱心」のくだりまでくるとハッキリとしたトルシエ批判と化し、「罪」なんて言葉まで使って非難している。まあ、それが現場にいた者の本音なんだろう。決勝トーナメント進出が決まったあたりでマスコミが一気にトルシエ礼賛に傾いたあの雰囲気、おそらく「内側」にいた山本さんはそうしたムードを感じ取ってトルシエの実像とのギャップに愕然とし、さらに最終戦の愚かな采配も重なって「コイツ1人の手柄にしてはならない」という決心がついたんだろうね。
で、最初から最後まで読み通してみると、陳腐な表現だが、やはりトルシエは「劇薬」だったんだなあ、というのがよくわかった。個人的な感想としては、トルシエ招聘自体は確かに成功で、トルシエ自身にもいい面もそれなりにあったんだけどやぱりコイツ許せないな、という感じか。まあ日本サッカーにとって一つの「良い経験」であったのは確か。ただ、「トルシエが監督で良かった」っていうのはあくまで結果論だし、たまたま成功したからといって将来ああいうタイプの人間を再び求めることはしてはならないだろう。だって、予測がつかないもの。2002年の6月へ至る4年間の日本代表の道のりと戦績は、際どい綱渡りを繰り返した末の一つの「奇跡」だった、くらいに考えておいた方がよいのではないだろうか。とにかく、1回強烈な活を入れたんだからもう安定した歩みで階段を上っていきたいものだと思う。
1月5日(日)
昼前から、馬券を買いがてら渋谷に出る。昼食は渋谷ウインズの食堂でお好み定食。納豆を食べ慣れてないと、糸の処理が一苦労だ。東急文化会館(6月30日に閉鎖しちゃうって、ホント?)の床屋で髪を切って帰る。
帰ったら、高校ラグビーの準決勝第1試合が後半に入ったところだった。東福岡 17−10 伏見工業。まあ熱戦は熱戦だったと思う。伏見のタックル、東福岡の密集への集散とギャップを突く動きはいずれも迫力があった。でも、見ていて伏見工業の判断の悪さが目立ったのも事実。強風の風下からキックを蹴って、大きく蹴り返されて自ゴール前でボール処理をミス、の繰り返し。こういうのを「高校レベルだから仕方がない」で済ましていいものなのかどうか。考え込んでしまった。
第2試合も接戦で、啓光学園 30−24 大阪工大高。こちらはFWの突進合戦みたいな感じで試合が進んで、お互いにゴール前の壁をズゴーン!と突き破り合う、ある意味粗いシーソーゲームになった。こういう試合展開はあまり好みではないのだが、しかし啓光学園が最後に突き放すトライだけは文句なしに素晴らしかった。工大アタッカーがノックオンしたボールを啓光DFが拾った瞬間外にいたWTBが反応し、即座にパスを受けるや追いすがる工大のタックルにもめげずライン際を粘り強く走りきった。思えば、昨年の啓光はこうした一瞬の切り返しからの逆襲でトライを量産したのだった。土壇場でついに出た「お家芸」。目を見張るようなワンプレイだった。
ちなみに瑞穂ラグビー場行われたトヨタ×ワールドのデスマッチは前半20−0でリードしたトヨタが後半23失点・無得点の20−23で敗れたとか。多分トヨタの選手は「あの時PGを狙っていれば…」とか色々考えちゃって、今晩は眠れないんだろうね。試合の詳細はこちらでレポートされてます。「精神的な負の連鎖」というのは現場で見なければわからないことだろうが、チームスポーツでは往々にしてそういうことがあるのだ。例えばJだとそういうチームが毎年2〜3チームはあって、スコーンと落ちるよね、2部に。
中山金杯(G3)は、叩き3戦目のトーホウシデンが直線抜け出して完勝。馬券は…ハズレ。馬柱を見た瞬間にパッと目に付くのは確かにトーホウシデン(冬の中山で叩き3戦目のブライアンズタイム産駒)だと思ったのだが、同様に思った人は多かったらしく人気になっていたのと騎手があまり信頼できない(という認識がもしかして古いのか?)田中勝春だったので、「ならばトップハンデ」とイブキガバメントから買ってしまいました。2着に逃げ粘って穴をあけたトーアメイウンは連下に拾っていただけに、ちょっと(いや結構)悔しい(笑)。
京都金杯(G3)もハズレ。グラスワールド(2着)本命はバッチリだった。でも相手をリキアイタイカン(4着)にしてしまったんだよなあ。あれだけ団子状態になるとはちょっと思わなかった(という認識がズレてるのか(笑)?)。京阪杯と同じようなレースになったんだな、多分。
いや、しかし、当たらないねえ(笑)。少しずつフォームは取り戻しているような気もするのだが、当たらないと熱くなるばっかりなんだよね。こういう風に惜しい惜しいと理屈こね回して1年当たらなかったら大笑いだな(1年経つ前に破産するような気もするが(笑))。
1月4日(土)
昼前に起きて、スカパーでプレミアリーグ。アーセナル 3−2 チェルシー。首位を盤石にするための大事な試合ととらえたのだろう、先制したアーセナルが後半半ばには「らしからぬ」守備固めに入る。あれだけのメンバーが「点をとられないこと」に集中するとさすがに手強いことこの上なく、チェルシーは右へ左へボールを回すが一向にペナルティエリアへ入れない。で、そうしている間に時はたち、残りわずかになったところで81・82分とアンリ・ファンブロンクホルストが立て続けにゲット。で、普通に考えればここで終わるのだが…勝利を確信したアーセナルが少々マークを緩めたことと、雨に濡れたピッチ状況がチェルシーに反撃のチャンスを与える。85分にスタニッチが頭で叩き込んで1点返すと、直後の86分にはシーマンの腕からボールがかき出されプティがシュート!あっという間に1点差。ここからはもうチェルシーが行け行けドンドン、一方アーセナルは引きつった表情でカウンターを繰り出しつつ必死の逃げ切りを図る。結局そのままのスコアで終わったのだが、ベンゲルの(これまた「らしからぬ」)どでかいガッツポーズもうなずける展開。まあ10分の間に4点入る試合ってのもなかなか観れんわな。貴重なものを見た(笑)。
午後、明治神宮へ初詣2回目(というのもおかしな言い方だが(笑))。昨日天気が悪かったせいか4日だというのにムチャクチャ混んでいて、本殿の前でしばらく待たされた。ここのおみくじは「吉」とか「凶」とか書いておらず、「忍耐が大事」などと「そりゃま、そうですけど」ということが長々と書いてあった。何も、正月から説教されなくてもいいような気が(笑)。
夜、録画しておいたスペインリーグの試合を観る。レアル・マドリー 3−0 セビージャ。ラウールの先制点が全てだった。それまではどちらかと言えばセビージャが優位に試合を運んでいたのに、最初のチャンスでいきなりゲット。それも、DFの頭を越しGKの前に落ちるフィーゴの絶妙アーリークロスへ勇敢に飛び込み、GKと激突したにも関わらずボールはきれいにゴールの中へ。その後顔を腫らして倒れたので心配したが、彼らしく「なにくわぬ顔」でピッチに戻ってきた。この日はイエロがゲームキャプテンだったのだが、間違いなく、ラウールには世界一のチームのキャプテンマークが似合うと思う(ロナウドには似合わないね)。
1月3日(金)
昼起きて飯を食ってカーテンを開けたら雪が舞っていた。速攻で外出中止決定(笑)。せこせこと、年末に書く暇がなかった年賀状を書く。「書く」といってもPC(「筆まめ」)で作って印刷するだけなのだが、今年はもう3日ということもあって、去年のヤツの写真を貼りかえただけの超手抜き版となった。
ビデオで昨日のラグビー大学選手権準決勝を観る。関東学院大学 51−28 帝京大学。点差がこの程度で収まったのはキッカーがショボかったのと関東が終盤に気を抜いたからで、内容的には関東学院の強さばかりが目立った試合だった。スクラムトライ2回のFWはもちろん、三宅・水野の両WTBに新人FB有賀(スペースを発見する感覚に優れているようだ)を加えたバックスリーの決定力もスゴイ。帝京の粗々ラグビーではちょっと相手にならなかった感じ。キッカー不在とHBにやや難点がある様子なので決勝の早稲田優位はまだ動かないと思うが、しかし序盤からFWで崩す展開になれば……けっこう面白いことになるかもしれない。
1月2日(木)
朝起きたらいきなり外が雪で真っ白になっていた。予報では何も言ってなかったのに。さすが山奥。
午前中はTVで箱根駅伝をダラダラと観る。沿道はえらい人出だったが、全部合わせると何十万人いたんだろうか。選手が走って通り過ぎるのは一瞬なんだけど、僕も東京の世界陸上の時に競歩の応援に行ったことがある(日本選手の健闘にいてもたってもいられず自転車で駆けつけた)ので気持ちはわかる。レースの方は山梨学院大が往路V。これだけ長丁場の勝負になると、確かに「先行逃げ切り」作戦というのは魅力ではある。
昼から、車で下関の方へ新年の買い出しに出る。デパートの催し物会場のステージにウルトラマン(の誰だかは知らんが)がいたように見えたが、そんな営業をしとらんとしっかり地球の平和を守っていてほしいものだと思った(笑)。
帰りに母方の実家に送ってもらい、挨拶をしてから駅へ。その行きすがらちょっと人生観を左右されるような体験をしたりしたのだが、そこはあまりに個人的な話なので内緒にしておこう。
多々良学園は1−3で桐蔭に完敗していた。1回戦が静岡で2回戦が桐蔭って、ムチャクチャくじ運が悪いような(笑)。
小郡の駅のホームで夕飯のうどんを食べ(これが非常にうまい。名古屋駅ホームのきしめんに匹敵)、6時24分の「ひかり」に乗って東京へ。隣の席が不潔感満載のデブだったので一旦は我が身の不運を呪ったが、次の広島駅で降りてくれたのでその幸運をさっそく神に感謝した(笑)。11時40分頃に東京駅へ到着。理由はよくわからんが山手線が遅れていたので時間がかかり、恵比寿駅から歩いて帰宅したときには12時半を回っていた。東京の方が寒いぞ、山奥より。
で、荷物を開いてTVをつけたらちょうどプレミアリーグの放送。ニューカッスル 1−0 リヴァプール。だからー、オーウェンが好調の時にはあとの10人は黒子でも別にいいんだけどさ、彼がいない(不調の)時に残りの駒でどうにかするのが監督の仕事じゃないのかね、ウリエさんよ。駒が全然足りないわけでもあるまいに。リヴァプール、完全に沈没。
1月1日(水)
新年。明けましておめでとうございます。
朝起きて宴会の準備をした後、ダラダラと(このダラダラ感こそ正月の醍醐味)ニューイヤー駅伝を観る。高岡は何でぶっちぎっちゃわないのかなあ。能力が違うと思ったんだけど。コンディションが整ってなかったのか?マラソンの練習をしているのに無理にこういう競技に引っ張り出されたのだとしたらそりゃまあ気の毒なことだが。
昼過ぎから飲みだして、豚の角煮や焼き蟹などつまみつつビールからワインへ。結局7人で10本くらい空けただろうか。
途中、ベロンベロンになりながら天皇杯決勝観る。京都パープルサンガ 2−1 鹿島アントラーズ。京都が鮮やかな逆転勝ちで初優勝。先制したのは鹿島だったが、しかし松井・黒部・朴らアタッカー陣のゴールへ向かう勝負意識が試合を殺すことを許さず、後半途中から鹿島DFを圧倒。最後は黒部の黒部らしい紙一重のシュートがネットに突き刺さって試合が決まった。鹿島相手だろうととにかく自分の良いところで勝負しようと、若いアタッカー陣がスピード豊かに攻め込んでいく京都のサッカーは見ていて気持ちが良く、大一番で全国的にその名を轟かすことができたのではないだろうか。全くもって素晴らしかったし、東京にしてみればうらやましい限りである。おめでとう!
その後しばらくは記憶が…(笑)。
夜になって起き、激うま明太子で白いご飯を食べたりしながらスポーツマンNo1決定戦を見る。大畑がダントツの優勝……ってのはメンツを見た瞬間に読めた。あとは「誰かが1種目でも大畑を倒せれば」の戦いになってしまい、むしろ名球会のジーサン軍団の競技の方が面白かったくらい。もしかしてこの番組(というか大会)、前年の総合チャンピオンは呼ばないことになってるのだろうか?「室伏と大畑の総合アスリート能力対決」だったら金払っても見るけどな。個人的には、小倉が頑張って総合2位になったのは嬉しかった(いつもサッカー選手は駄目だったもんね)。