1月31日(木)

 夜、ビデオでリーガ・エスパニョーラ。レアル・マドリー 1−1ベティス。前半終了間際という絶好の時間帯に先制したレアル。後半途中からは己のパス回しに酔うような場面が増え、ジダンもロベカルも白い歯を見せる。で、うっかり許したPKはカシージャスのセーブでしのいだものの、後半44分にヘッドを叩き込まれて勝ち点2を失う。余裕のなせるわざというか、油断負け(負けてはいないけど)というか。


1月30日(水)

 『サイゾー』2月号。リニューアルでどうなるか気がかりだったが、外形こそ多少変わったものの内容はほぼ同じで安心。アイドルの表紙じゃなくなったのは残念。シャイな僕としては、表紙に「セックス」と大書きするのはやめていただきたい。電車の中で読めねえよ(と言いつつ読むのだが)。

 小泉首相は結局にっちもさっちも行かなくなったようで、「3人」全員打ち首で決着。まあ、確かに本格的な介入が遅すぎたとは思うが、ここに至っては他に解決法が思い浮かばなかったというのが本当のところだろう。個人的には、あんなひどい人が「国の窓口」外務大臣をやめてくれて良かったと思う。ま、仕事の内容よりも口先とかっこつけ優先、という点では田中真紀子も小泉も同じだと思うが。

 で、そんな小泉&真紀子に熱狂的な支持を与えている有権者に愛想をつかしたのが大橋巨泉ということになるのだろうか。彼の辞任については批判が続出しそうだけど、でも何となく投げ出したくなる気持ちはわかる。いくらおかしいところがあっても有権者の大部分は「小泉さん、真紀子さん、キャー!」だし、民主党は菅や若手が各自奮闘するばかりで集団として駄目、党首は駄目駄目だし。元々誰かに対して重い責任を背負って生きてきた人じゃないし、しょうがないでしょ。


1月29日(火)

 仕事帰り、渋谷のビックカメラでターミナルアダプタ(NTT−ME MN128miniSV1)、『蜘蛛の瞳』のDVD等を購入。

 帰宅してからVAIOのセットアップ。いや、画面が広いってのはいいねえ〜。キーボード(これが重要)も思ったよりしっかりしてるし、ウィンドウズXPは非常に安定してるし、めちゃ静かだし、今のところ感触は上々。否定的な意見の多いXPのデザインも、VAIOの壁紙のせいかそれほど違和感はない。ターミナルアダプタをWin95時代のやつ(NTT分割前か…)から最新の物に変えたら、それだけでネットの体感速度も速くなったような。気分も上々。


1月28日(月)

 朝昼兼用の食事(ブランチ(笑)ってヤツですか)を千歳烏山駅前の「松屋」で。うっかり大盛を頼んだら、吉野家あたりとはスケールの違う、旧ドイツ軍の鉄かぶとのような丼が出てきてビビった。

 帰ってから何となく「ニュースステーション」を見ていたのだが、衆議院予算委員会のあまりに不毛なやりとりにうんざりしてTVを切る。何が不毛かって、結局「誰がうそをついたか」という一点に議論が集中してしまっていること。そんなの、どーでもいーじゃん(より正確に言うと、どうでもいいわけではないのだが、それが問題の本質ではないだろう)!真実は電話盗聴でテープでもとっていない限り解明しがたいものだし、そもそも本当に大事なのは、外務省のアフガン復興会議へのNGO2グループ参加拒否についてそれが妥当だったのか(ここをちゃんと考えないのはいかがなものか)、妥当でないとすれば(おそらくそうなんだろうが)どういう理由でなのか、さらにこれから外務省は同様の場面においてどういう方針で臨めば良いのか、そういった点を突き詰めることだろう。そこで議論が深まれば、もしかすると「国家外交とNGO活動」という日本人の大部分について馴染みの薄いテーマについて、様々な知識や見方が普及することにもなったかもしれない。それなのに、結局は、「田中真紀子vs鈴木+外務省」という相も変わらぬ「永田町・霞ヶ関戦国絵巻」的な、チンケな世界の馬鹿馬鹿しい構図に問題が押し込められてしまったのだから、アホらしいことこの上ないわな。マスコミも、煽ったり尻馬に乗ったりするばかりではなく、少しは「報道」してみろよ。


1月27日(日)

 9時半に早起きし窓を開けると、外は雨。ラグビー観戦は断念。

 昼から出かける。渋谷の山下書店で『ラグビーマガジン』、HMVでキリ・テ・カナワのCD『究極のベスト』を購入。さらに新宿のビックピーカンで新VAIO「PCG−GR7F」を買う。ああ、うっかり買っちまったよー(しばらく金のことでは僕に期待しないように)。

 帰ってさっそく『究極のベスト』を聞く。キリ・テ・カナワはニュージーランドのオペラ歌手で、このベスト盤の中にはラグビーW杯のテーマソング「ワールド・イン・ユニオン」が収録されているのだ(キリさんが歌ったのは、91年第2回大会の時)。美しいソプラノに聴き惚れる。「ラグビーの」W杯にピッタリなんだよな、ホント、これが。

 

 14時から、NHKでラグビー日本選手権準決勝サントリー×トヨタ。既に雨は上がっていたが、しかしぬかるむグラウンド。前半はサントリーが7割以上のボール支配率で攻勢に出るも、トヨタの重量防御が22mライン内で健闘を見せてなかなかトライを許さず、5−5の同点。後半はサントリーがターンオーバーからの効率の良い攻撃で2本先行したが、今度はトヨタがボールを支配してサントリー陣でゲームが進む。縦突進を繰り返して1本返し、なおも攻め込んであと数十cm………届かないんだな、これが。終了間際のPGを栗原が決め、勝負あり。トヨタはロスタイムに1トライ返して3点差に詰め寄るのが精一杯だった。

 トヨタは気迫のプレーを見せたが、しかし攻撃の方向に意思統一がないのか、ラックへの集散が遅く、ボールキャリアー+最初のフォロワーが孤立しては度々ターンオーバーをくらった。ラインアウトも極めて不安定で、攻撃を継続できなかった。強いFWと激しいタックルは一昔前のアイルランドのようで、それは一つの個性であるとは思うのだが、しかし得点効率は悪すぎる。難波・三木・曽我部といった優れたBKも抱えているのにもったいない気がする。

 サントリーは前半は足場の悪さを考慮したのか近場を攻め続け、トヨタDFの強い抵抗に遭って苦戦した。それでもラックの巧みさで完全に上回ったことで、常にリードして戦うことができた。DFラインのマークがずれてあっさりトライを奪われるシーンがあったのは気がかりだが、ゴール前のなかなかしつこい防御も見られたし、神鋼や関東のライバルたちとは異質な力強さを持った相手にしっかり勝ちきったことは、チームにとって大きなプラスだろう。決勝での優位も動かないと見る。

 後半43分のコンバージョン(ゴールキック)、左タッチライン際で広瀬が土を盛って蹴ろうとした場面、TVの前で「馬鹿、んなことやってねーで、はよドロップででも蹴ってキックオフに走れ!」と思った人は多かったろう。結果、キックは決まったのだが(これはこれで凄いけど)、そこでタイムアップ。レフェリーは「このキックで終わり」と告げていたのだろうか?

 

 聞いた話によると、近頃、公立高校で「緊急雇用対策事業」などという名目で大量のバイトを雇い、必要もない床清掃とか行っているらしい。何だか、いや〜な話じゃないの。失業者を何とかしなくちゃいけないってのはわかるけど、税金で丸抱えして何とかしようってのは愚策もいいところ。外務省なんかもそうだけど、どうしてお役所というのはこの手の変に高みに立った発想を出してくるのかねえ。

 夜、GAORAでオランダエールディビジ。ユトレヒト 2−2 フェイエノールト。伸二はもうちょっと積極性を出してもいいんじゃないだろうか。もっと決定的な仕事をできる力があるのに(1点目のスルーパスみたいに)、つなぎ役に徹していてはもったいなさすぎる。フェイエノールト自体も調子が良くないのか、全体としてダイナミズムに欠ける印象。攻撃時には前線で人が足りず、守備時にはDFラインに人が足りない。どういうことなんだ。


1月26日(土)

 アフガン復興会議NGO出席問題を巡る「誰がウソをついた」問題について思う。この際、本当に誰がウソをついたか究明するのは難しい。ただ一つ言えるのは、今のマスコミ・世間の大勢の論調、すなわちあらゆる状況を鈴木宗男+外務省vs田中真紀子という2項対立にあてはめ、ほとんど常に前者を悪玉とする傾向には、大きな問題があるということ。確かに鈴木・外務省は悪質かもしれない。だけど、だからといって田中外相の資質に問題がないとは言えないだろう(今回はどうだか知らんが、この人嘘つきだし、他人の尊厳を軽視しすぎ)。僕に言わせりゃ「どっちも悪い」。で、少なくとも田中の方は首相命令一つで簡単に交代させられるのだから、すぐにでもクビにしてもっとマシな人間に外務省改革やらせりゃいーじゃん、って思うんだけどね。あくまで、それなりに税金無駄食いせずに外交をちゃんとやることこそが目的であって、ただ外務官僚やっつけりゃいいいというわけでもあるまいよ。

 あと、今回表に出ている大西氏や彼のグループがどういうものだかはよく知らないが、NGOだって政治的な動きぐらいはするかもしれない、ということは肝に銘じておいた方がいいだろう。

 

 夜、つれの家でテレビ東京をつけていたら、お店紹介の番組で西本聖がレポーターをやっていた。西本さんと言えば、シュートを武器にコツコツ勝ち星を積み上げた、元巨人の名ピッチャー。当時江川卓と2本柱だったのだが、三振とりまくりで何かと派手な江川に対し、地味な西本は「雑草」なんて言われたりもしていたのを覚えている。テレ東かあ。この2人、引退しても対照的なのが面白い。

 夜中、赤坂見附の「つぼ八」で飲み会。ああ、昨日も見たメニュー(笑)。後輩の19歳の女の子と話していて、ジェネレーションギャップに愕然としたり(またかよ)。昭和は遠くなったねえ。

 俊輔、来年の秋にはマドリーかあ。なんか、彼があの中に入ってやるっていうイメージがどうしてもわかないんだけどね。


1月25日(金)

 夜10時頃まで仕事をしてから、千歳烏山の「つぼ八」で飲む。今週は色々と忙しかった上に深酒、途中からうつらうつらとしてほとんど覚えていない。「体力の限界、気力の限界」(笑)。


1月24日(木)

 藤島大著『知と熱 日本ラグビーの変革者・大西鐵之祐』読了。日本スポーツ史上屈指の名コーチ・大西鐵之祐を現在日本屈指のスポーツライター・藤島大が描くのだから、面白くないわけがない。伝説のオールブラックスジュニア戦・イングランド戦・81年早明戦等をいたずらにクローズアップするわけではなく、むしろそこに至るまでのエピソードを関係者証言によって描くことで大西の実像を浮かび上がらせる構成が秀逸。11章「鉄になる」12章「愛情と冷徹、信頼と独断」あたりには本当に胸が熱くなる。昔、こんなに凄い男がいたのだ。


1月23日(水)

 『映画秘宝』27号を読む。2001年のベストテン発表。「ああ、また秘宝だな」って感じ。ま、さすがに「クレヨンしんちゃん」が1位になるとまでは思わなかったが。僕の超お気に入り『回路』が上位に入っていたのが嬉しい。


1月22日(火)

 『月刊アスキー』2月号を読む。誌面の中、インタヴューで冷徹かつ身も蓋もない答えを返し続ける村上龍の存在感がやたら際立っている感じ。「日本の社会はどんどんバラバラになってきているし、この傾向はこれからも進むだろう」という現状認識が、彼と僕とで全く同じなのがとても残念(笑)だ。ただ、付け加えるならば、「そうなっていくからこそ、かろうじて保たれている様々な人との関係の『尊さ』に気づくこともあるだろう」ということかな。


1月21日(月)

 2002年ラグビー日本代表スコッド発表。各ポジションにベテラン・中堅・若手をうまく散らしたバランスの良い選考。W杯予選を控えた今年はこのくらいの無難さで結構だと思うし、本来国の代表というのはこうして頼りになるベテランとフレッシュな若手が入り混じり、継続的な強化を受けつつ流れていくものだろう。昨年は自らの意志でスコッドから外れた大久保や箕内が辞退しないことを願う(いくら国内で所属チームを強くしても、そもそも日本ラグビーそのものが認められなければ意味ないぞ)。気になるのは、なぜか増保が選ばれておらず、バックスリーのメンツが妙に若くなっていることかな。


1月20日(日)

 早朝、目が覚めてTVをつけると、Jスカイで今度はリーガ・エスパニョーラのライブが始まっていた。マラガ 1−1 レアル・マドリード。泥臭いマラガのペースにレアルが引き込まれ、モリエンテスのゴールで引き分けるのがやっと。僕は華麗な攻撃が見たくてレアルを追いかけているので、こういう試合ははっきり言って期待はずれ、つまらない。

 試合そのものより、実況が印象的だった。いつも軽妙なかけ合いで楽しませてくれる倉敷アナ・金子達仁コンビに加え、ゲストでアルビレックス新潟の反町監督が登場。一貫してくそ真面目な技術論・戦術論を語り続け、他の2人との間に微妙な違和感が漂っていたのが面白かった(笑)。

 

 昼過ぎまで寝てから、またまたJスカイスポーツでラグビー日本選手権トヨタ自動車×早稲田大学。ダブルSHシステムからスピーディーな球出しで揺さぶる早稲田の攻撃に、開始直後は沸く場内。しかし次第にトヨタがスクラム・密集の強さでターンオーバーを連発、一旦ボールをキープし続けるともう止まらない……って、やっぱり毎年同じ光景が繰り返されているな、この大会。結局、後半の最後でようやく早稲田が2本返したものの、スコアは7−12。まあ、誰がどう見ても実力差があったやね。勝つのは、難しかった。

 これほどスコアが開いたのは、個々の選手のフィジカル・スキルの差やチームとしての戦術的習熟度全体の差ももちろんあったのだが、早稲田がせっかく用意していた様々な策がなかなか機能しなかったことも大きかった。特に前半のダイレクトフッキングの失敗連続は、そのまま試合の趨勢を決めてしまったようにさえ思える。後半単純ミスが減ってからはそれなりの戦いが出来ていただけに残念でならない。やはり、普段レベルの違う(低い)戦いに終始している学生からすれば、ぶっつけ本番で社会人に挑むのは準備体操なしで冷たい水に飛び込むようなものであって、ショックが大きすぎるのだろう。

 結局、どうせやるなら、今の少数のチームによるノックアウト方式では駄目だということだ。日本選手権への参加チームを増やしてクラブチーム・学生・社会人(社会人大会ベスト8以上はシードとする)混合の、ちょうどサッカー天皇杯のようなカップ戦にするとか、チャンピオンシップではなく(その場合「日本選手権」=社会人大会となるだろう)純粋なチャレンジの場として複数回戦えるようにするとか、とにかく方式の変更は必要に違いない。

 そこまでして学生に挑戦の場を与える必要があるのか、という声も当然あるだろう。でも、今回早稲田が講じてきたダブルSH等の策、あれは非常に面白いと思うし、そのようにして強大な相手と戦った経験を持つ選手が増えることはジャパンの強化にだってつながるかもしれない。また、全体的には劣勢であっても、CTB山下のように個人レベルでは充分シニアクラスで通用する選手は確かに存在し、彼らにできるだけ早く高いレベルの試合を経験させてあげたいとも思う。学生が社会人に挑戦する意義は充分にあるのだ。だからこそ、この手の大会をどのように行うのか、日本ラグビーのレベルアップという観点から大きく見直さなければならないのだと思う。

 頼むよ、日本ラグビー協会。

 

 中田のパルマ残留について、nakata.netを読む。「あえて茨の道」というのはカッコイイっちゃそうかもしれんが、しかしパルマから出られてしかもそれがブレッシアっつーんだから、正直なところその決断は理解に苦しむ。中田の自信過剰癖は置いとくとしても、一旦悪循環にはまって周囲から色眼鏡で見られてしまうと、自分の頑張りだけでは如何ともしがたい部分があるのが「よそ者」の宿命ではないだろうか。チームにとっても中田自身にとっても日本代表にとっても、ここで移籍して悪い流れをスパッと断ち切ってしまうのがベターな選択だったと思うのだが……。同じ理由で、能活もとっととチームを替わった方が良い。


1月19日(土)

 昼前に起床。すね肉シチューの朝飯を平らげてから、またまた風呂に入る。もはや温泉気分(笑)。その後夕方までだらだらとTVを見続ける。こんな休日もあっていいよな、とか話す。

 初めてお会いした方から「村田さんについては佐々木さんから色々聞いていたんだけど、実際にお会いしてみるとイメージとは全然違ってすごく紳士的な方で、安心しましたわ」と言われる。一体どんなことを言われていたんだ(笑)。

 帰り際、尊雪老師の机の下にあった怪しげな雑誌をかめやま君が嬉しそうに持って帰った、という話は内緒である。

 小田急線→千代田線と乗り継いで戻り、赤坂のスターバックスでしばらく時間をつぶしてから、見附駅前の「村さ来」で飲み会。周りから、食い物にしろ服にしろ本にしろ趣味が変だ、などとツッコミを入れられる。そうかなあ。ごく普通(もしくは、いい趣味)だと思うのだが。
 最後の方、酔っぱらって一人で熱く喋り続けてしもうた。いつもいつもすみませんねえ。

 帰ってから、Jスカイスポーツでプレミアリーグ。マンチェスター・U 2−1 ブラックバーン。順当な結果のこの試合、報道ではファン・ニステルローイの連続試合得点新記録ばかりが取り上げられそうだが、試合を通して目立ったのはベッカムの不調ぶりだった。ドリブルすりゃあとられるし、スルーパスは全てカット、クロスも合わないものばかり。ベーロンが機能するようになってからベッカムが精彩を欠くようになったというのは、単なる偶然か、それとも何か因果関係があるのか。興味深いところだ。そう言えば、マドリードでもジダンが目覚ましく働きだしてからフィーゴがイマイチな気もするし、もしかして「両雄並び立たず」なのか?


1月18日(金)

 夜、町田在住の河合塾(世界史)講師、佐々木尊雪老師邸にて恒例の新年会。「いやあ、食い過ぎ飲み過ぎでまた不健康になっちゃうなあ」などとほざきつつ到着してみると、老師が用意してくれていたのは帆立の刺身、ふろふき大根、肉じゃが、白子のみそ汁等、もろに和食だった。お袋の味(笑)、というかいつも食ってるものよりよっぽど健康的じゃないか。

 深夜12時すぎてからようやく全員揃い、ドンペリを空ける。こんな気軽にジュース感覚でグビグバ飲んでいいものなんだろうか。ジェットバス風呂にも2回入り、上機嫌で真っ先に布団へGO。

 どうだ、ロシアにいる林よ、うらやましいだろう。


1月17日(木)

 FC東京、2002年の体制を発表。人事について特に目新しいことはないが(熊さんの強化部長「代理」ってのはどういう立場なんだろう?)、なんとなーく気になるのは、東京の選手の血液型でA型とO型が無茶苦茶多いこと。他はABが2人、B型に至ってはなんと宮沢1人である。世間的イメージ(科学的根拠は皆無)に従えば攻撃の選手にもっとB型の人間が多い方が良いんじゃないか、とか考えてしまいがちなのだけれど、どうなんだろう。ちなみに僕はB型である。本日より、宮沢シンパになることを決意いたしました。


1月16日(水)

 ビデオで安田公義監督『大魔神』(1966年)を見る。わかりやすく無駄のないストーリー、美しい画像、質の高い特撮。今の目で見ても充分楽しめる傑作だと思う。謀反で国を乗っ取る悪人がひっじょ〜に憎々しく裏もなく、あっぱれなほど悪い(笑)のが良い。最後怒り狂った大魔神は悪人を殺してからもなお暴れて罪のない町人を殺したりもするが、本来神の怒りとは人間ごときの理屈では計り知れぬものであって、あれはあれで仕方のないことなのだろう。そこらへんのキャラクター造形は平成ガメラに近いようにも思える。神は、決して人間に都合良く仕えたりはせず、あくまで「超越的な何か」として君臨するのだ。


戻る                ホームへ