●赤い竜の底力 ('10シックスネイションズ ウェールズ×スコットランド)
土曜日の夜は、JSPORTSでラグビーシックスネイションズ。ウェールズ 31−24 スコットランド。2週目に入った今年の6カ国対抗、この日は初戦で完敗したチーム同士の「負けられない」対戦であった。アウェイのスコットランドが大半の時間ペースを握り、残り数十秒までリードを奪う展開となるが、土壇場にウェールズが怒濤の攻撃でドラマティックな大逆転勝利を収める。
序盤からスコットランドペースで試合は進む。9分、甘いタックルをくぐり抜けてFLバークレイがトライ。続いて20分、ゴール内へのグラバーキックをWTBエバンスが押さえて3−17。その後スコットランドはエバンスやFBパターソンを負傷で失うも、手堅いボールキープでリードを守る。56分、WTBウィリアムスの快走からウェールズがトライするが、67分にSOパークスがDGを決めて14−24。さらに時計は進み、勝負は決まったかに見えた。
流れが変わったのは74分、スコットランドHOローソンが妨害行為でシンビン(一時退場)になってから。数的優位に立ったウェールズはそれまでのミス連発が嘘のように高い精度と集中力でボールを動かし続け、78分、パス展開からWTBハーフペニーが右隅を抜け、中央まで回り込んでトライ。21−24。ウェールズは勢いに乗ってさらに攻め、ラインブレイクからミニパントを上げたFBバーンが倒されて22m内でPK獲得、倒したグッドマンは一発退場。
