●『ランボー 最後の戦場』
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今年の初め頃にWOWOWで録画しておいたシルヴェスター・スタローン監督『ランボー 最後の戦場』を観た。ご存じアクションヒーロー・シリーズの実に20年ぶりとなる新作。東南アジアの一角に身を潜める元グリーンベレーのランボー。ある日、彼は内戦と政府軍による弾圧が続くビルマへキリスト教系NGOの一団を送り届けるが、NGOはミャンマー政府軍により捕らえられてしまう。ランボーは5人の傭兵たちとともに彼らの救出に向かうのだが……。
ストーリーにせよ登場人物にせよ、とても「わかりやすい」映画だった。卑劣で残虐な悪の軍隊。善良だが無力な(そしてヒーローに救われる)平和主義者。訳ありの過去を背負い込んだ個性的な傭兵たち。ランボーが事態に巻き込まれるいきさつ、NGOや傭兵たちと最初対立しながら次第に心を通わせる過程、そしてラストの大戦闘。ありがちなパターンだらけの筋立てだけを見れば、80年代的な(右翼的な)アクション映画と何の違いもないようにさえ思える。
