2008年07月02日

●「英国美術の現在史:ターナー賞の歩み展」


土曜の午後、『インディ・ジョーンズ』のついでに、森美術館「英国美術の現代史:ターナー賞の歩み展」を観た。ロンドンのテート・ブリテンで毎年開催されている、現代美術界で最も重要な賞の一つ「ターナー賞」。その歴代受賞者の作品を一堂に集めるという史上初の試み……っつーか、「いったいいくらかかったんだろうなこれ」「さすがに不動産で儲けてる大グループはやることが違う」と変な感心の仕方もしてしまう、これ以上はないくらい豪奢な展覧会。


入場してみると、お客さんの大半は「展望台と屋上のついでに、美術館もあるから寄ってくか」てな感じの観光客やカップルの模様。で、案の定というか、奇っ怪な模様の壺やらホルマリン漬けの牛やらぶら下げられた黒い布やら筋立てのないミニマルな映像やら、「いかにも現代美術」な作品を見て訝しげに首をひねる姿がそこかしこで見受けられたのだった。毎度の事ながら、この美術館の展示内容と客層のミスマッチは激しいものがある。

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