2008年06月22日

●『世界報道写真展2008』『森山大道レトロスペクティヴ』


土曜の午後は、久しぶりに東京都写真美術館へ足を運んだ。


まずは地下1階展示室、毎年恒例の『世界報道写真展』。アフガンで、そしてイラクで苦戦する米軍と戦火に巻き込まれる人々、アフリカで虐殺されるマウンテンゴリラ、ブット元首相暗殺、ジンバブエ騒乱、ゲリラ化するクルドの子供たち、プーチンのポートレイト、雪崩から間一髪逃れるプロスキーヤー、首だけになったイッカク、地球温暖化で溶けていく北極、etc。毎度の事ながら、重い光景やど迫力の一枚、ユニークな画像がてんこ盛りである。

日本人として先日の秋葉原での事件や東北の地震には慄然とさせられたものだが、さすがにこの展覧会で取り上げられるようなニュースとなるとほとんどが「遠い世界の出来事」のように思え、正直なところ自分自身との距離の取り方に戸惑うようなところはある。見せ物として「楽しむ」ほど無神経じゃない(と思いたい)し、変にわかったような気になるのもいけないのだろうし、いったいどう受け止めたらいいのやら……毎年考え込んでしまう。

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