●『竜馬暗殺』

黒木和雄監督『竜馬暗殺』(映画同人社=ATG制作)を観た。実は先日NHK-BSでも放送されたものだが、「テレビブロス」で番組欄に見つけた時にはぜひ見ようと思っていたのにコロッと忘れてしまったのである。悔しいので、近所のTSUTAYAでDVDを借りてきてしまった。こういう要領の悪いことをしているからいつまでたっても財布の中身が豊かにならないのだ……という愚痴はともかくとして(笑)。
つい半月前まで存在さえ知らなかった映画だが、なかなか面白かった。
ストーリー的には「大政奉還」の1ヶ月後、薩長その他入り乱れた権力闘争が激化する中で、坂本竜馬の最後の数日間を描いたもの。土蔵にかくまわれた坂本竜馬(原田芳雄)が鬱憤をためながら、意見を異にする中岡慎太郎(石橋蓮司)に斬りかかられたり薩摩の刺客を返り討ちにしたり隣家の怪しげな女(中川梨絵)へ夜ばいをかけたり女装姿で抜け出して「ええじゃないか」の行列に紛れ込んだり……といった、せわしない日々が描かれる。
