●パーフェクト・レース ('08ツール・デ・フランドル、'08パリ~ルーベ)
先週今週と、日曜の夜は、JSPORTSでサイクルロードレース「北のクラシック2連戦」をまったり観戦。最近は色々と生放送されるようになったワンデーレースの中でも、この2つ、すなわちツール・デ・フランドルとパリ~ルーベはダントツのお気に入りである。ステータスの高さゆえに選手の質やモチベーションが抜群というものあるが、やはり笑っちゃうほど過酷なコース設定が面白くてたまらないのだ(走っている方は別の意味でたまらないだろうが(笑))。
先週の日曜日はツール・デ・フランドル。相変わらずの石畳急坂に加え、小雨や小雪が降ったかと思えば数分後には強い日差しが降り注ぐ天候の目まぐるしさ。展開的には、ど本命のクイックステップが盤石のレース運びを見せた。アシスト(しかしベルギーチャンプ)のデヴォルデルを常に前へ先行させ、ボーネンは好位で力を温存しつつ、激坂区間になると脚力にものを言わせてジャンプアップ、の繰り返し。ボーネンは久しぶりに王者のオーラを漂わせていた。
で、結果はやはりクイックステップの完勝。ただし、優勝はボーネンではなかった。クイックステップはボーネンへのマークを利用する作戦を採用、終盤の勝負所の手前でデヴォルデルがアタックをかけ、ボーネンは追走集団にとどまって睨みをきかす。それまでにもさんざん仕事をしていたはずのデヴォルデルは驚異的な粘りを発揮し、フレチャらの追撃を振り切って見事逃げ切り。後方でそれを見届けたボーネンの派手なガッツポーズが印象的だった。
