●一つの時代が終わったということか
がーん。
馬場憂太選手 ジェフユナイテッド市原・千葉へ完全移籍決定のお知らせ (FC東京公式)
これは痛い、というか悲しい……確かにそういう噂もあったとはいえ、さすがにショックである。
彼のプレーを初めて観たのは2002年開幕前の仁川ハレルヤ戦。目立った活躍はなかったものの、ボールを持ったときの独特のリズムが印象的だった。しかし、その後は気ままで軽い(ように見える)プレースタイルと運動量の少なさが目につくようになり、「ひたむきさ」が売り物のチームカラーの中でやや浮いた存在のまま2年間が経過する。思えば当時の彼については僕もずいぶん否定的な評価をしていたものである。
見方が変わったのは04年シーズンが始まってから。ケリーの負傷により先発出場のチャンスを得た彼は的確なパスさばきとセンス溢れるプレー選択で「司令塔」役を果たし、ヴェルディ戦の活躍などでサポーターの信頼も獲得。05年には負傷欠場から後半戦に復帰し、一戦ごとに存在感を増して半ば「王様」として君臨、チームの「12戦負けなし」に大きく貢献した。大宮戦のキラーパスやガンバ戦のキャノンシュートは忘れがたい。
