●目指せユヴェントス!……と叫ぶ人間が1人くらいいてもいいじゃないか
月曜日、スカパーの録画放送でセリエA第16節。ラツィオ 2-3 ユヴェントス。序盤の不振から復調の兆しを見せつつあるラツィオが、再昇格1年目のユーヴェをスタディオ・オリンピコに迎えた一戦。今季3位につけながらもアウェイでは今一つ成績が伸びないユーヴェだが、この試合は頼りになるエースの活躍で見事勝点3を獲得、首位インテルとの差8をキープした。
試合を通して優位に立っていたのは、ホームのラツィオの方だった。守っては精力的なチェイスでパス回しを寸断し、攻めてはソツのない組み立てでゴールを脅かす。ユヴェントスは2トップまでほとんどボールをつなげず、頼みのネドベドも厳しいマークに遭って前半で負傷退場。29分にCKからほとんどまぐれに近い幸運なゴールで先制したものの、36分、パンデフに躍動感溢れるヘッダーを叩き込まれる。苦しい展開である。
そんなユーヴェを救ったのは10番デル・ピエーロ。48分、70分とゴールを決め、一気に勝利をたぐり寄せてしまった。いずれも相手が前がかりになったところを絶妙のタイミングでスペースに走り、吸い付くようなトラップから一気にボックスへ突入して左足で決めたもの。1点目はグラウンダーで、2点目は(GKの読みの逆をついて)ゴール上部へ。なんというか、派手さはないが、高度な技術が無駄なく得点へ収斂したようなプレーだった。
